小学生低学年女子の習い事事情
こんにちは、WorkingHaha編集部です。お仕事に家事、育児にと、毎日忙しいママたち。その中でも「習い事」は悩みの種ですよね。特に小学生低学年の女の子を持つママたちから、「どんな習い事が人気なの？」「将来役立つものは？」「仕事と両立できるかな？」という声がよく聞かれます。
最近の調査によると、小学生女子の約85%が何らかの習い事をしているという結果が。女の子に人気の習い事といえばピアノやバレエが挙げられますが、本当にそれがうちの子に合うか？ママの生活リズムにも合うか？など、いろいろな悩みがありますよね。
この記事では、働くママの視点から、小学生低学年女子におすすめの習い事と、仕事との両立のコツをお伝えします。お子さんの才能を伸ばしつつ、ママの負担も軽減できる習い事選びを、一緒に考えていきましょう！
小学生低学年女子におすすめの習い事7選
それでは、WorkingHaha編集部が厳選した、小学生低学年女子におすすめの習い事を7つご紹介します。それぞれのメリットや注意点、働くママの視点からのポイントも交えてお伝えしますね。
1. ダンス（バレエ・ヒップホップなど）
女の子に大人気のダンス。リズム感や表現力を磨く人気の習い事。柔軟性や協調性を養える点も魅力的です。
メリット
- リズム感・表現力が養われる
音楽に合わせた動きでリズム感が鍛えられ、自己表現の機会が増えます。 - 柔軟性と体力が向上
全身を使うことで、筋力や柔軟性が自然に身につきます。 - 協調性の育成
グループで踊ることで、他者との調和を学べます。
注意点
- スケジュールの調整
発表会やコンクール前は追加レッスンで忙しくなることがあります。 - 費用
初期費用としてレオタードやダンスシューズ、月謝などがかかります。発表会がある場合、衣装代や出演料が追加で必要になることがあります。年間を通して見込んだ予算を確認しておくと安心です。 - 安全面
怪我をしないよう、適切な指導が行われている教室を選びましょう。
ワーママへのアドバイス
- 発表会・大会前は追加レッスンが増えるため、費用・頻度に無理がないか確認し、レッスンの送迎は、家族で協力し合いましょう。
- 体験入門で子どもが実際に体験してみて、楽しめるかどうかを確認しましょう。
編集部員ママの声
娘がバレエを始めてから、姿勢が良くなり、表現力もぐんとアップしました。発表会の準備は少し大変ですが、家族みんなで娘を応援することで、家族の絆も深まりました。
2. ピアノ・エレクトーン
音楽的感性を育む定番の習い事。集中力や指先の器用さも鍛えられます。週1回のレッスンでOK、自宅での練習も可能です。
メリット
- 音楽的感性の向上
早期に楽器に触れることで、音楽的なセンスが育まれます。 - 集中力と忍耐力がつく
毎日の練習を通じて、継続力や忍耐力が身につきます。 - 指先の器用さが向上
指の動きが器用になり、脳の発達にも良い影響を与えます。
注意点
- 練習時間の確保
上達するためには日々の練習が欠かせません。忙しい家庭では練習時間の確保が課題となることも。特に低学年の場合、最初は親が一緒に練習を見守る必要があります。 - 楽器の購入費用
ピアノ本体やエレクトーンなどの楽器購入費が大きな負担になることがあります。レッスン料の他にも、教材費や発表会費などもかかります。 - 音の問題
近隣への配慮が求められます。住宅環境によっては、練習できる時間帯が限られることも。 - 先生との相性
先生の指導スタイルが子どもに合わない場合、楽しさを感じられなくなることもあります。
ワーママへのアドバイス
- 先生との相性や指導法を確認するため、体験レッスンに参加してみましょう。
- 住環境によっては、電子ピアノも視野に入れましょう。初期費用も比較的抑えられます。
- 忙しい中でも、15分程度の短い時間を見つけて毎日練習する習慣をつけましょう。
編集部員ママの声
娘がピアノを始めてから、家族での時間が豊かになりました。練習中は家族みんなが音楽に包まれて、リラックスできる時間が増えました。ピアノの発表会のために家族みんなで準備を手伝うことで、娘の成長を一緒に見守る楽しみも増えました。
3. 英会話
グローバル時代を見据え、低学年からの英会話は言語習得能力を高める絶好の機会です。オンラインレッスンなら送迎不要で、家事をしながら学習状況も見守れます。
メリット
- 早期の英語習得
子どもが言語を吸収しやすい時期に、自然な形で英語に親しめます。 - 異文化理解
英語を通じて、異文化や世界への興味が深まります。 - コミュニケーション能力向上
英会話を通して、コミュニケーション能力が磨かれます。
注意点
- 費用
スクールのレッスン料は、オンラインとオフラインで異なります。オンラインレッスンなら、通学費を抑えられることもメリットです。 - 送迎の負担
オンラインレッスンを利用しない場合、送迎が必要です。 - 持続性
興味を持続させる工夫が必要です。子ども自身が楽しく学べる教室を選びましょう。
ワーママへのアドバイス
- 送迎時間がなく、自宅で出来るオンライン英会話は、働くママにとっても子どもにとっても時間的なメリットがあります。
- Youtubeやリスニング教材などを活用し、家庭でも英語に触れる機会を増やしましょう。
編集部員ママの声
娘がオンライン英会話を始めてから、週に3回、自宅で手軽にレッスンを受けられるようになりました。忙しい平日でも、英語に触れる時間を確保できています。発音も良くなり、外国人の先生相手に一対一で英語を話す姿に驚きました。
4. スイミング
全身運動で体力と健康を育むスイミングは、安全面でもおすすめです。送迎バスがあるスクールも多いため、働くママが始めやすい習い事です。
メリット
- 体力向上
全身運動で筋力や持久力が鍛えられ、健康的な体づくりに役立ちます。 - 水難事故の防止
水泳技術を習得することで、水の事故防止につながります。 - 集中力の向上
決められた課題に取り組むことで、集中力や忍耐力が養われます。
注意点
- 送迎
送迎バスがあるスクールも多いため、働くママが始めやすい習い事です。 - 準備や後片付け
持ち物の準備・洗濯が必要です。着替えなど、子ども一人で対応できない場合はサポートが必要です。 - 費用面の確認
月謝のほかに、進級テストや合宿参加費用などの購入費用がかかります。
ワーママへのアドバイス
- 着替えや道具の準備を子ども自身に任せることで、自立心を育てつつ、ママの負担を減らしましょう。
- 欠席時に振替が可能な教室を選ぶと、スケジュールが柔軟になります。
- スポーツクラブでは、水泳以外に体操・ダンスなど様々な習い事があるので、まとめて習うのも手です。
編集部員ママの声
娘がスイミングを始めてから、健康面だけでなく集中力もアップしたように感じます。1年でぐっと泳げるようになるので、夏の海水浴やプール遊びも安心して楽しめるようになりました。
5. 公文式（学習系習い事）
計算力や読解力を鍛える公文式は、子どものペースで学習できるスタイルが魅力です。週1～2回通えばOK。短時間の家庭学習でも効果的です。
メリット
- 基礎学力の向上
算数、国語、英語など、学力の基礎をしっかり固めることができます。 - 自主性・自立心の育成
自分のペースで学習を進めることで、自己管理能力が身につきます。 - 学習習慣の定着
日々の学習習慣が自然に身につきます。
注意点
- 宿題の負担
公文式などでは宿題の量が多く、子どもが負担に感じることも。無理のない範囲からスタートしましょう。家庭学習で見守りが必要になる場合があります。 - 費用面の確認
教材費が別途かかることもあるため、事前に確認しましょう。また複数科目を選ぶと費用も増えます。 - 送迎の必要性
近隣に教室がない場合、送迎が必要になります。オンライン対応の教室も増えているため、送迎が難しい場合は検討しましょう。
ワーママへのアドバイス
- 欠席した場合の振替が可能か確認し、無理のないペースで通いましょう
- 実際に体験してみて、子どもが楽しめるか確認することが大切です
- 移動時間を省きたい場合や、補助的な学習としてオンライン教材を活用するのも効果的です。
- 定期的に先生からのフィードバックを受け取り、学習の進捗や課題を把握しましょう
編集部員ママの声
最初は毎日の宿題に不安を感じましたが、娘が自分で机に向かう習慣ができてきました。家庭学習のサポートが負担に感じることもありましたが、その成長ぶりを見ると、続けてよかったと感じます。
6. 絵画・図工教室
創造力を育てるアート系の習い事。表現力や集中力も鍛えられます。週1回の教室が多く、ママも予定が組みやすいです。
メリット
- 創造力と表現力の育成
自由な発想で自己表現ができ、想像力が豊かになります。 - 集中力と観察力が向上
細部に気を配る力がつき、集中力が養われます。 - 感性が磨かれる
色彩や形に触れることで、感受性が豊かに育ちます。
注意点
- 子どもの興味
技術や感性、成長には個人差があるため、無理強いしないことが大切です。 - 先生との相性
先生の指導スタイルが子どもに合わない場合、楽しさを感じられなくなることもあります。
ワーママへのアドバイス
- 作品を飾って家族で鑑賞すると、子どもが達成感を感じやすく、モチベーションが上がります。
- 週1回程度の教室が多く、スケジュールに合わせて通わせやすいです。
- 先生との相性や指導内容を確認するため、体験レッスンに参加してみましょう。
編集部員ママの声
娘が絵画教室に通い始めてから、家に飾る絵が増え、家族全員でその作品を見て楽しむようになりました。集中して描く時間が、良いリラックスタイムにもなっているようです。
7. クッキング教室
食育にもつながるクッキング教室は、楽しく実用的なスキルを学べる習い事です。月1〜2回のペースが多く、仕事との両立がしやすいです。
メリット
- 生活スキルの向上
料理を通じて実生活に直結するスキルが身につきます。 - 食育の促進
食材や栄養について学ぶことで、食に対する興味が広がります。 - 論理的思考が育つ
料理の工程で、自然に計算力や論理的思考が身につきます。
注意点
- 安全面の配慮
包丁や火を扱うので、安全対策がしっかりしているか確認しましょう。 - 材料や道具の準備
自宅での実践には親のサポートが必要です。
ワーママへのアドバイス
- 月1～2回のレッスンが多く、仕事との両立がしやすい習い事です。
- 子どもが作った料理を家族で楽しむことで、家庭の食卓がより楽しくなります。
編集部員ママの声
「娘がクッキング教室で習ったレシピを家でも実践してくれるので、家族全員でその料理を楽しんでいます。料理を通じて成長を感じられ、食事の時間がさらに充実しました。」
いかがでしたか？どの習い事も、それぞれに素晴らしい特徴がありますよね。でも、ここで大切なのは、「我が子に合っているか」「家族の生活リズムに合うか」という点。WorkingHaha編集部では、「まずは体験教室に参加してみる」ことをおすすめしています。お子さんの反応を見ながら、慎重に選んでいくのが賢明です。
働くママでも無理なく続けられる！習い事との両立のコツ
さて、習い事を選んだら次は「続けること」。これが意外と難しいんですよね。WorkingHaha編集部で集めた、働くママたちの知恵袋をご紹介します。
1. 送迎負担を軽減する工夫
- 送迎不要の習い事：送迎バスがある習い事・学童でできる習い事を選ぶ
- 近所の習い事：徒歩や自転車で安全に通える習い事を探す
小学生になると、送迎バスで通える習い事の選択肢が広がります。学校や学童から直接バスが出るスクールも多く、働くママにとって大きな助けになります。最近では、「バスに乗った」「施設に到着した」などの通知がアプリで届くサービスも増えており、子どもの安全を見守ることができて安心です。
また、習い事を中・高学年まで続けることを考えて、自宅の近くで一人で通える範囲の習い事を探すのもおすすめです。子どもが一人で習い事に通うことで、「準備」「時間管理」といった、自立心や生活スキルが自然に身についていきます。
送迎が必要な場合も、一人で全てをこなそうとせず、家族の協力を上手に活用することが大切です。パートナーや祖父母とも協力し合い、時には振替も活用して、無理のない送迎をしましょう。
2. 時間の使い方を工夫
- 習い事の時間を自分の時間に：子どもが習い事中に買い物やリフレッシュタイムに
- 帰宅後の効率化：週末に食事の作り置きをしておき、平日の負担を軽減
毎日忙しいからこそ、ママもたまには息抜きをしてリフレッシュしましょう！「子どもの習い事の待ち時間は、毎週カフェでのんびりする時間」など、待ち時間を楽しみの時間に変えるのもおすすめです。自分の時間を持つことで心の余裕が生まれ、子どもとの時間をもっと楽しんで過ごせるようになります。ママ自身が元気に、そしてポジティブな気持ちで子どもをサポートしましょう。
3. 子供の自主性を育てる
- 準備は子供に任せる：レオタードやピアノの楽譜など、できることは子供に任せる
- 練習のリマインドは子供の役割に：「練習する時間だよ」と子供から言ってもらう
- スケジュール管理を一緒に行う：カレンダーに予定を書き込み、子どもと共有
編集部のママからは、「最初は大変だったけど、子どもに任せるようになってから、私の負担が減っただけでなく、娘の責任感も育った気がしています」という声が。自主的に準備することで、子供自身の自立・成長にもつながりますね。
4. 無理はしない勇気を持つ
- お試し期間を設ける：一定期間試してみて、合わなければ見直す
- 頻度を調整する：毎週ではなく隔週や月数回など、無理のないペースで
「娘のバレエ、週3日は無理だったので、週1日のクラスに変更しました。そうすると無理なく続けられるようになりました。」という工夫も。自分たちの生活リズムに合わせた柔軟な発想が大切ですね。
5. 家族で協力体制を築く
- パートナーと分担：夫婦で送迎を分担する
- 姉妹で同じ習い事：姉妹で同じ時間に同じ教室に通えば、送迎の手間が半分に
「夫と私で、娘の習い事の送迎を分担しています。『パパと行く日』『ママと行く日』があって、娘も楽しみにしてるみたい」という声も。共働きの場合、普段はお子さんとの時間がなかなか取れないご家庭もあると思います。送迎の時間が家族の絆を深めるいい機会にもなりそうですね。
番外編：注目の新しい習い事アイデア
最後に、WorkingHaha編集部が注目している、ちょっと変わった習い事をいくつかご紹介します。従来の習い事にはない魅力があるかもしれません。
プログラミング教室
- 論理的思考力が身につく
- 創造力が刺激される
- パソコンやタブレットなど家庭でのサポートが必要な場合がある
アロマテラピー教室
- 五感を使った感性の育成で、リラックス法を学べる
- 自然科学への興味が広がる
- 材料費や道具の購入費用がかかる場合があるので、予算を確認しておく
華道・茶道教室
- 日本の伝統文化に触れ、マナーや礼儀作法が身につく
- 集中力と忍耐力が養われる
- 道具の購入など、準備・費用がどのくらい必要か事前に確認する
ヨガ教室
- 柔軟性と体幹が鍛えられる
- 呼吸法でメンタルヘルスケアを学べ、自己肯定感が高まる
- 通う曜日や時間が限られているため、仕事とスケジュールが合うか確認が必要
演劇教室
- 表現力とコミュニケーション力が育つ
- 協調性と創造性が養われる
- 発表会やリハーサルが週末に集中することが多く、家族の予定と調整する必要がある
これらの習い事は、従来の枠にとらわれない新しい選択肢。女の子の興味を引き出し、将来の可能性を広げるかもしれません。
ある編集部員は、「娘をプログラミング教室に通わせ始めました。最初は不安だったけど、今では休日にアプリ作りに夢中になっています。将来の選択肢が広がった気がして嬉しいです。」と教えてくれました。
新しいことにチャレンジするのは、子供だけでなく親にとっても刺激になるかもしれません。ただし、これらの習い事は、まだ教室の数が限られていたり、費用が高めだったりする場合もあります。お子さんの興味と家庭の状況を考慮しながら、検討してみるのもいいかもしれませんね。
最後に：子供の個性を大切に
ここまで、様々な習い事や両立のコツをご紹介してきました。でも、最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います。それは、「子供の個性を尊重すること」。
子供たち一人一人に、得意なこと、好きなことがあります。親の願望や世間の流れに流されるのではなく、子供の興味や才能に耳を傾けることが大切です。
そして、習い事は「やらせるもの」ではなく、「子供が自ら学ぶきっかけを与えるもの」。その視点を持つことで、女の子の可能性を広げることができるはずです。
お子さんと一緒に試行錯誤しながら、その子に合った習い事を見つけていけばいいんです。そして、その過程を楽しんでください。お子さんの新しい一面を発見できたり、思わぬ親子の会話が生まれたり。そんな素敵な体験が待っているはずです。
皆さんの家庭に、習い事を通じて新しい発見や喜びが生まれますように！
