こんにちは、WorkingHaha編集部です。今回は、働くママにとって気になる「親子留学」について、おすすめの国や準備のポイントをお伝えします。実際に親子留学を経験した編集部メンバーの体験談を交えながら、皆さまの疑問や不安を少しでも解消できればと思います。
親子留学先として人気の国とその特徴
英語圏の国々（アメリカ、カナダ、オーストラリア）
英語圏の国々は、言語習得の面から見ても人気の留学先です。編集部のAさんは、小学生の娘とカナダのバンクーバーに6か月間留学した経験があります。
「カナダを選んだ理由は、治安の良さと多文化共生の環境でした。娘は現地の小学校に通いながら、私は語学学校に通いました。最初は不安でしたが、カナダ人の温かさに助けられましたね」とAさん。
各国の特徴をまとめてみました：
- アメリカ：教育の選択肢が多様で、短期から長期まで柔軟な留学プランが可能。
- カナダ：治安が良く、自然が豊か。多文化共生社会で、寛容な雰囲気がある。
- オーストラリア：気候が温暖で過ごしやすい。教育水準が高く、のびのびとした環境。
ただし、Aさんは「物価が高いのが難点でした。特に住居費と食費は要注意です」とアドバイスしてくれました。
ヨーロッパの国々（イギリス、アイルランド、マルタ）
ヨーロッパの国々も、教育水準の高さや文化的な魅力から人気があります。編集部のBさんは、中学生の息子とイギリスのケンブリッジに1年間滞在しました。
「イギリスを選んだのは、歴史ある教育環境に惹かれたからです。息子は現地校に通い、私は大学の研究生として留学しました。多様な国籍の人々と交流できたのが大きな収穫でしたね」とBさん。
ヨーロッパの留学先の特徴をご紹介します：
- イギリス：世界トップクラスの教育機関が多数。歴史と伝統に触れられる。
- アイルランド：英語圏でありながら、物価がイギリスより安め。フレンドリーな国民性。
- マルタ：地中海の小国で、英語が公用語。治安が良く、年間を通じて温暖な気候。
Bさんは「ヨーロッパは他の国への旅行も容易で、様々な文化に触れられるのが魅力です。ただ、ビザの取得には注意が必要ですよ」とアドバイスしてくれました。
親子留学を成功させるための準備と心構え
子どもの年齢別留学のメリットとデメリット
親子留学を考える際、子どもの年齢は重要な要素です。編集部で議論した結果、以下のようなメリット・デメリットが挙げられました。
幼児期（0-5歳）：
- メリット：言語吸収力が高い、親子の絆が深まる
- デメリット：現地の教育サービスの利用に制限がある可能性
小学生（6-12歳）：
- メリット：好奇心旺盛で適応力がある、基礎学力を身につけながら留学できる
- デメリット：日本の学習度合との差が出る可能性
中学生以上（13歳-）：
- メリット：留学の目的意識が明確、将来のキャリアに直結する可能性
- デメリット：受験や進路選択との兼ね合いが難しい
編集部のCさんは、5歳の娘とオーストラリアに留学した経験から、こうアドバイスします。「小さい子は言葉を覚えるのが早いですが、同時に忘れるのも早いんです。帰国後のフォローが大切ですね」
仕事との両立を考えた留学プラン
働くママにとって、留学中の仕事をどうするかは大きな課題です。編集部のDさんは、フリーランスのライターとしてニュージーランドに1年間留学しました。
「時差を利用して日本の仕事を継続しました。ただ、慣れない環境での仕事は想像以上に大変でしたね。現地でのネットワーク環境の確認は必須です」とDさん。
仕事との両立を考えた留学プランのポイントをいくつかご紹介します：
- リモートワークが可能な仕事を選ぶ
- sabbatical leave（長期の有給休暇）の取得を検討する
- 現地での就労ビザ取得を視野に入れる
- 短期留学から始めて、段階的に長期化する
「何より大切なのは、家族で十分に話し合うことです。留学中の役割分担や、帰国後のキャリアプランまで、しっかり考えておくと安心ですよ」とDさんはアドバイスします。
意外と知らない！親子留学におすすめの国
アジアの国々（シンガポール、マレーシア）
英語圏やヨーロッパばかりに目が行きがちですが、アジアの国々も親子留学先として魅力的です。編集部のEさんは、小学生の息子とシンガポールに2年間滞在しました。
「多言語環境と教育水準の高さに惹かれて選びました。物価は高めですが、アジアの中心地として様々な国の文化に触れられるのが大きな魅力でしたね」とEさん。
アジアの留学先の特徴をご紹介します：
- シンガポール：教育水準が高く、英語が公用語。多文化社会で、アジアの文化的ハブ。
- マレーシア：物価が比較的安く、多民族国家ならではの多様性がある。英語も広く通用。
Eさんは「日本からの距離が近いのも大きなメリットです。ただ、気候の違いには要注意。特に湿度の高さには驚きました」と付け加えてくれました。
ニュージーランド
最後に、編集部イチオシの親子留学先として、ニュージーランドをご紹介します。編集部のFさんは、中学生の娘と半年間のニュージーランド留学を経験しました。
「自然の豊かさと教育の質の高さに惹かれました。娘は現地校に通い、私は語学学校で学びながらパートタイムで働きました。治安が良く、人々も温かいので、安心して過ごせましたね」とFさん。
ニュージーランドの魅力をいくつかご紹介します：
- 治安が良く、のびのびとした教育環境
- 自然が豊かで、アウトドア活動が盛ん
- 英語圏でありながら、物価が比較的リーズナブル
- 日本との時差が少なく、仕事の調整がしやすい
「ただし、留学生の増加に伴い、学校や滞在先の確保が難しくなっていると聞きます。早めの計画が大切ですよ」とFさんはアドバイスします。
最後に、編集部一同からのメッセージです。親子留学は確かに大きな決断ですが、家族で新しい文化を体験し、共に成長できる素晴らしい機会です。完璧を求めすぎず、その国ならではの良さを見つける心の余裕を持つことが大切だと思います。皆さまの冒険が、かけがえのない思い出となりますように！
