子どもの生まれつきのあざ、治療する?しない?

2024.05.26
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こんにちは!Mamiです。
4月に娘が保育園に入園してから1ヶ月で、子のノロウイルス、自分の風邪、夫のアニサキスと、多彩なトラブルに家族中が悩まされています。
気が付いた頃には子どもが丈夫になっている、と先輩ママから聞いたので、深刻になりすぎずに対応していきたいと思います。でも疲れる。

今日は、現在進行中で娘が通院治療中の「異所性蒙古斑」と、「子どもの生まれつきのあざ、治療する?」という話について書きたいと思います。
お子さんの生まれつきのあざを治療しようかどうしようかな、と思っている方の判断材料の一助になれば嬉しいです!

生まれてきた娘のおててに蒙古斑が!

蒙古斑については、ご存知の方がほとんどかと思います。
日本人のほぼ全員が生まれた時におしりにある、成長と共に消える青あざですね。

異所性蒙古斑というのは、おしり以外の、生まれつきの青異所性蒙古斑以外にも、あざのことです。
おしりの蒙古斑は5、6歳までにほとんど消失しますが、おしり以外の蒙古斑は成人しても消えないことがあります。

うちの娘は、おててに異所性蒙古斑があります。
生まれた直後に対面した時、「ん?手にあざがある?生まれる時に圧迫されたのかな」なんて思っていたのですが、数日後の小児科の診察で異所性蒙古斑の診断を受け、初めて病名を知りました。

異所性蒙古斑以外にも、生まれつきのあざはいくつかの種類があり、消したい場合はレーザー治療をすることになります。大人が受ける、シミをとるレーザーみたいなものです。

子どもの生まれつきのあざ、治療する?

生まれつきのあざは、成長に伴って薄くなったり消失したりするかもしれないし、しないかもしれない、というのが、治療するかどうか一番悩ましいポイントです。
大きいものや濃いものは薄くなりにくかったり、あざの種類にもよったりするので、総合的にメリットデメリットを踏まえて親が判断することになります。

費用に関しては、保険適用で小児医療費無償化の対象になるあざが多いので、問題にはならないことが多いと思います。
なので、レーザー治療をする最大のデメリットは、痛みだと思います。

大人の脱毛レーザー程度と医師から説明を受け、かつ麻酔クリームはしっかり塗りますが、広範囲にあざがあると照射時間が長くなり、そのぶん痛いと思います。
痛みの記憶が定着しにくい月齢が低い頃に打つことをお勧めされました。

また、これまた大人向けのレーザー治療と同じ話ではありますが、レーザーをやりすぎると肌の色が白抜けしてしまうリスクがあったり、レーザーの後に日焼けをするとレーザーの跡が残ってしまったりというリスクもあり、地味に心配ではあります。

私たち夫婦は、
・将来、自然と消えるかもしれないから、様子を見てもいい
・おててにあざがあっても、別にいいのでは?(海外では、生まれつきのあざは「天使にキスされたマーク」なんて言うそうです)
・「あざは悪いことではないのに、なんで消したの?」と将来娘に聞かれた時に答えられない。勝手に親が判断していいのかわからない
という議論の結果、レーザー治療を見送ることにしました。

治療しない、と決めたけど…

ところが、娘のはじめての公園デビューの日。
近くで遊んでいた年少さんくらいの子が娘に近づいてきて、「おててにゴミついてるよ」と話しかけてきました。

「これはゴミじゃないんだよ。生まれつき、おててにこういう色がついてるんだよ。ほくろと一緒だよ」などと説明しても、「おててにゴミついてるよ」と10回くらい言われ、きょとんとしている娘を見ているのが忍びなくなった私。

「保育園や小学校で、周りからこういう声かけをしつこくされたら、可哀想すぎる」と、過保護かもしれませんが、レーザー治療をすることに決めました…。

前述の通り、レーザーの後に日焼けをするとレーザーの跡が残ってしまうので、外での活動が活発化する幼稚園や小学校に上がる前に治療を終えているのが理想と言われています。

異所性蒙古斑の場合(あざの種類により異なります)、レーザー治療は半年以上間隔を置いて、6回ほど行うので、あざが薄くなるかどうかを5、6歳まで待っている余裕がありません。1歳頃からさっそく通院を始めました。

レーザー治療を始めて1年経過

1歳、1歳半と2回レーザー治療を行いましたが、結局夏場にかなり日焼けをしてしまって、しばらくレーザー治療お休みを余儀なくされています。
ですが、2歳手前の現在、「生まれたての時の3分の1くらいの濃さかな…」というくらいまで薄くなってきました。

レーザーを打ちすぎて白抜けし、白斑が残ってしまうとそれはそれで二度と治らないのも怖いので、あと何回打つか悩ましいところではあるのですが、通院自体は継続しているところです。

懸念していた痛みは、レーザーのぱちぱちっという光や音にびっくりして泣いているのか、拘束されて泣いているのか、実際痛くて泣いているのか判別がつかないですが、もちろん多少は痛いと思います。
初めてのレーザー治療の日は、待合室に座っていると、治療室でかなり泣き叫んでいるお子さんもいて、震えました…。
娘も治療中にはもちろん大泣きしたので、付き添いながら、正直、泣いてしまいました。

でも、大きくなってからもし本人がレーザー治療をしたい!となった場合、手が大きくなるぶん照射範囲が広がって痛みもかなり大きくなるので、親が勝手に判断する責任は感じますが、治療をしてよかったと感じています。

健康に害がない症状なだけに、親も判断するにあたって色々と悩んでしまいますよね。
本人が自分で治療するか判断するタイミングまで待っても、治療すること自体は可能なので、治療しないで様子を見るという選択肢もあり!だと思います。

こうやって悩みながら親が決めていくことが、これからもたくさんあると思うと気が遠くなりますが、考えることはやめずにベストな選択をしていきたいな、と思っているMamiでした。

Category

育てる 赤ちゃん育児

Tags
#あざ #蒙古斑 #異所性蒙古斑 #健康 #0歳児

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