武蔵の名物「お土産問題」
いやー、終わりましたね、2024年中学入試。
2/1は1年経っても特別な日で、わたしも朝からソワソワしてしまいました。
うちの近所に準御三家なんて言われている人気の女子校やその併願校、午後入試の鉄板みたいな理系教育に強い共学校がありまして、2/1の駅前は毎年、入試に向かう親子だらけになります。
もう、その背中を見るだけで泣けてきます。この日のために何年も頑張ってきた子たち。
みんなにとって最良の道が開けたことを願います。
、、、てな感じで母が感傷的になっているのを横目に、ふー太は相変わらずのんびりと暮らしています。
入試2日前は入試前清掃があったらしく、受験生のためにみんなで教室をピカピカにしたとのこと。
(余談ですが男子校の教室の汚さたるや、想像を超えています。男子校だし、上履きもなくて土足で生活している武蔵生。そりゃ汚いよねと覚悟して行くけど、いつもそれを上回る。保護者会で行くたびに倒れそうになります)
![](https://workinghaha.jp/wp-content/uploads/2024/02/机の上-1024x768.jpg)
ね、ひどいでしょ>< ちなみにクラスの1/3はこんな感じ、残りはこれよりましだけど、まあまあひどい。残りは普通。てな感じです。
話を元に戻して、入試前清掃です。
「今日さ、先生に渡された掃除用具が『激落ちくん』なんだよ?激落ちくんで掃除しちゃっていいのかなーってみんなでざわついたよー」と言いながら帰ってきました。
確かに激落ちくんはネーミングが、、、💦いやいや、それでもピカピカの教室の方がいいはず!
武蔵の入試はいろいろ特徴的なのですが、有名なのは理科の「お土産問題」というやつです。
これは当日に現物が手渡され、それを観察しながらスケッチしたり、仕組みを解明して説明するというもの。
ジップロック(なぜ閉まるのかを断面を観察して回答する)、複写式のメモ用紙(なぜ裏に写るのかの説明)、ファスナー(なぜ開閉するのかを説明)、等々、身近なものの「仕組み」を「観察」して「絵と文章で」説明する、というものです。
つまりは普段から2次元の世界ではなく、現物に触れなさいよ、という学校からのメッセージです。
これが出ると知ったので、ふー太をここに入れたいな、と思いました。やっぱ現物主義でしょ。稲盛先生もそう言ってるし。ってちょっと違う。
そしてふー太はこの問題が大得意でして、たいていの模試や過去問は満点に近い回答出してました。
この問題のおかげで理科は最小限の対策で済ませられたのが勝因と言ってもいいぐらい。
ふー太の入試の時のお土産はこちら。カラビナです。開閉の仕組みを問う問題でした。
今も大事に通学用のリュックにつけてます。(同じことしている同級生多数)
![](https://workinghaha.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_9083-768x1024.jpg)
、、、ここまで書いてお気づきかもしれませんが、このお土産問題は「過去問の準備をするのが異常に面倒」です、、、!
普通過去問の準備といったら、本番と同じサイズのコピーですが、お土産問題に関しては現物がなければどうにもなりません。
私も必死で用意しましたよ、、、ジップロックやファスナーはまだいいけれど、よくわからない業務用っぽいケーブルとか、種類が違う釘とか、いろんな形のマグネットとか、星座早見盤とか。もはやガラクタにしか見えないものをメルカリで買いあさりましたw
来年以降の受験生の方いたら、お譲りしますよ!!
- Category