自己紹介
はじめまして。現在マレーシア在住のMaiです。
勢いよく進みすぎてよく壁にぶつかり、ジグザグ走行のためカロリー消費量の多い私の子育てと仕事について、綴っていけたらと思います。
まずは自己紹介として、これまでの経緯をかんたんに。
仕事大好き会社員からワーキングマザーに
大学卒業後、新卒で某広告系企業に就職し、ブラック企業という言葉もなく、シンプルに楽しく朝から夜中まで働いていました。
働き盛りで息子を産み、育休明けも数年間は時短勤務で勤めていたのですが、まだまだワーキングマザーが本当に少ない時期。会社は事業横断のワーママ交流会を開催したり、ワーママメンターをつけてくれたりと、ダイバーシティという名の下、最大限支援をしてくれました。
一方で、今まで通りにパフォーマンスが出せない悔しい気持ちと、子育ても中途半端になっているのではという気持ちの板挟みになってしまい、悩んだ挙句、退職を決意しました。
退職後は会社員としてのキャリアの分断について不安になったり、出世していく同期を羨ましく思ったりもしましたが、退職の決断は、ものごとに緩急をつけることができない、最も私らしい選択でした。
昨今はこのサイト「Working Haha」が象徴するように、働きながら育てる、育てながら働くということの選択肢が広がって、たくさんのライフスタイルが肯定されていることをとても嬉しく思います。
子育て中心のフリーランスへ
その後はフリーランスとして仕事を受けさせていただきつつ子育て中心の生活にシフト。
何事にも闘魂してしまう性格上、子育ても同様に習い事は様々なスポーツ、英語教育、保育園から幼稚園への転園と都内小学校受験など…振り返るとまあ色んなことをやってきました。
息子の小学校進学の選択肢を考えた時に、夫の実家もある山梨にお引越し。これは、息子が明らかにスポーツに向いているタイプなので、都会のど真ん中での暮らしや中学受験が合わないと判断したことから。直前に娘が生まれ、娘は3ヶ月でのお引越しとなりました。
山梨では本当にのびのびと息子の小学校期と、娘の赤ちゃん期を過ごし、息子は野球をこよなく愛する少年に、それに連れ回されている娘は大変体幹がしっかりしたちびっこに育ちました。中学に進学した息子は、野球の強豪チームに行きたいということで、山梨から調布にあるチームに通う決断をしました。
息子はチームにてエース番号をもらい、最終学年では二大会の全国大会出場（コロナ禍で一つ中止に）が決まったり、高校でも強豪に推薦で入学し野球をするだろうなとぼんやり考えていました。
そんな中、息子が突然放った一言…「俺、アメリカ行くわ。」
え…なんですって？と、耳を疑いつつも、何度も家族で話し合いを重ねた結果、気持ちは全く揺るがないようだったので、受からなかったら諦めもつくでしょうよと、受験したところ合格。あれよあれよと、入学手続きだ、英語だ、準備だ、Visaだと流されて、中3の夏の全国大会が終わった二日後に、たった一人でアメリカに飛び立って行きました。
何度もアメリカについて行くと行ったのですが、その度に断られ、空港では超嗚咽、泣きすぎて抜け殻のようになりました。本人一ミリも泣いてないけど。
息子ロスから会社員復帰、そしてガーディアンへの転身
このままじゃまずいと、私ははたと立ち止まりました。
娘はいますが大変しっかりもので、手がかからず、夫も仕事が多忙です。娘まで巣立ってしまったら、空っぽだと、焦りに焦りました。フリーランスのお仕事は本当にありがたかったのですが、あくまでも自分のやりたいことを仕事にしているわけではなく、いただけるお仕事を丁寧にやらせていただくスタイルだったので、自分の存在価値がなんなのかということについて明確な回答が出せなかったのです。（フリーランスについて、これはあくまでも私の場合です。）
10年と少しフリーランスを続けてきたので、会社員としての筋力はかなり低下していたのですが、刺激的な現場で働きたいなと思って、会社員に復帰することにしました。
ご縁あり、上場したばかりの勢いのあるIT企業に入社したため、Slackのスピードの速さや、最初の会社との企業文化の違いもあり、しばらくは浦島太郎が海岸から東京ジャングルを見ているような状態に。少しずつ、社会的意義や組織で働くことの楽しさを思い出していくプロセスを辿りました。
コロナも明け、週1~2回、山梨から渋谷に通う2年間でした。仕事上で人から求められることで、自分の存在意義も確認できているような気持ちにもなっていたその時です。
娘が放った一言…「マレーシアで勉強したい。」
ええ！！！
それがこのブログの始まりです。
長くなってしまいましたが、私の自己紹介とさせていただきます。
これからどうぞよろしくお願いします。
Related Post 関連記事
