50年後に夫婦で再訪したい、別府旅。

2024.03.14
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こんにちは!子連れでも大人旅を満喫したいMamiです。
この冬、子連れ旅を5回にわたり楽しみましたが(ちょっとやりすぎた)、なかでも一番おすすめしたい別府旅について書きたいと思います。

温泉大好き、美味しいもの大好きな私たち夫婦は、西日本の旅が大好きです。
西日本を旅していると、子どもに優しい声かけをしてくださる方との出会いが多いです。
さらに、首都圏近郊の観光地よりもなんとなくお得な気がするので、一定の予算の中でも、より非日常の思い出を作れる気がしているんです。

温泉県おおいたを代表する別府温泉の魅力

今回旅した別府は、温泉県 大分を代表する温泉地で、「別府地獄めぐり」という観光資源で有名です。

「地獄」とは奇観を呈する自然湧出の源泉のこと。青、赤、緑などさまざまな色の高温の温泉がぶくぶく沸騰する風景を目にしたことがある方も多いと思います。

「地獄」があると猛烈な蒸気や高温で農作物が育たないので、昔は厄介な存在とされていて、「地獄」がある土地を手放すことができた地主さんはお祝いの会を開いたほどだったとか。

それが明治時代に地元実業家たちが、「地獄」を観光資源としてプロデュース。
「地獄」の熱蒸気を利用してワニ園を作ったり、バスに少女の車掌さんを乗せて日本初の「女性バスガイド」「遊覧バス」を考案したりといったマーケティングの発想と努力の積み重ねで現在の別府があるというわけです。

現在も、「地獄」でプロジェクションマッピングを実施したり、著名な服飾デザイナーと共同で架空の伝統祭典を開催したり、大人も楽しめる観光資源がどんどん企画されており、明治大正から脈々と受け継がれる観光プロデュースのDNAを感じました…!

もちろんお子さんと楽しめる観光地も盛り沢山

温泉の誕生や温泉の成分について学べる「地獄温泉ミュージアム」は、小学生前後のお子さんの化学や地学の自由研究になりそうな充実度でした。

残念ながら雨で断念しましたが、動物好きのお子さんに外せないのは日本最大級の動物園とも言われる「九州自然動物公園 アフリカンサファリ」、なんと敷地115万平米。バスで見て回ることができるので、未就学児から楽しめそうでした。

子連れでも満喫できる!アートな温泉宿

さて、今回お世話になった宿は、GALLERIA MIDOBARU(ガレリア御堂原)

「掛け流しで愉しむアートな宿」をキャッチフレーズにしている通り、とにかく泉質と、ホテルの建築・アートが素晴らしい。

館内には、ロビーやバーのあちこちから客室内まで、地元大分出身アーティストによるアートがたくさんあふれています。
毎日開催されているアートツアーに参加すると、「内装のここの素材は温泉水で腐食させてるのね!」「このアートは温泉が生まれてから死ぬまでをあらわしているのか〜」など細かい背景に触れることができてとっても楽しいです。

「アートな宿」と言われると、子連れで大丈夫か心配になってしまいますよね。
特段「子連れ歓迎」を謳っている宿ではなく、到着したら想定以上に外観も内装も大人向けだったので一瞬焦りましたが、私たちが宿泊した3日間は半分近くが小さいお子さん連れ、残りは海外のお客様といった客層で一安心。
ホテルのターゲットが30代夫婦なので、結果的にベビー連れが多いのではと思われます。
スタッフの皆様もとってもベビー・キッズフレンドリーな雰囲気でした。

夕朝食とも会場は雰囲気の良いレストランですが、ファミリー同士を固めてくださったり、他のお席と間を開けてくださったりしているので、緊張せずに食事開始。

大人用のコースのグリル料理をちょいちょい娘と取り分けたり、あたたかい自家製パンを娘にあげられたりと、家族全員でディナーを楽しめる雰囲気がよかったです。
娘はテリーヌとラタトゥイユが大のお気に入りでした。
夫は大分和牛のステーキ、私は大分名産ザボン砂糖漬けを使ったデザートに感動。

50年育まれた温泉の最高の泉質に癒される

娘をぐっすり寝かせた後は、部屋の露天風呂を夫婦で順番に満喫。
ぱっと見た時には「透明なさら湯か…?」と思ったのですが、近付いてよく見ると無数の湯の花が浮いている素晴らしい泉質!湯あたりに気をつけながら何度も入浴を楽しみました。

残念ながらサウナや水風呂はありませんが、超高温掛け流しのため、夫曰く、冷水シャワーと交互浴をすれば「整う」ことが可能らしいです。ご参考まで(笑)。

旅の最終日は、残念ながら雨模様。
別府の温泉は山に降り注ぐ雨水から生まれ、50年の時間をゆっくりかけて、温泉となって湧き上がってくるそうです。
今、家族で楽しんでいる温泉は、50年前の今日の雨ってことですね。…エモい。

夫と「今日の雨からできた温泉に浸かりに、50年後にまた夫婦で来れたらいいね。娘も一緒に来てくれたら最高だよね。…娘、その時はもう50歳か?!」などとおしゃべりしながら、名残惜しく帰路に着いたのでした。

旅の終わりの寂しさは、新しい旅の計画で吹き飛ばせ!ということで、次は少し空きますがGWに箱根の常宿(夫曰く、自称、第三の実家)を予約してあります。楽しみです!

Category

働く 暮らす・楽しむ 人生を楽しむ

Tags
#御堂原温泉 #アートな旅 #おんせん県 #別府 #子連れで楽しむ大人旅

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